ハワイの人口は約130万人。そのほとんど(80%)がオアフ島に集中しています。その中でもほとんどがホノルル近辺に住んでいます。
全米平均に比べて、白人がしめる割合が低く、その代わりアジア系の多さが目立ちます。ハワイのビジネスの約半分はアジア系のオーナーということで、ハワイでアジア系が果たしている役割の大きさがわかります。日系人は全体の20%弱といわれています。
日系人も多くみかけるし、日本食や日本語などの文化も浸透しているハワイは日本からの旅行客や留学生にとってもなじみやすい場所だといえるでしょう。
もともとはハワイアン・ポリネシアンが多く住んでいましたが、1820年に白人のキリスト教の宣教師がやってきて、それまでなかった病気も持ち込まれたために、多くの原住民は亡くなりました。免疫がないため、軽い風邪でも死につながってしまったんですね。
それからサトウキビ畑やパイナップル畑での事業が大きくなり、そこで働くために多くのアジア人やポルトガル人、プエルトリコ人などがやってきました。
ハワイにたくさんのアジア系の移民が多いのは歴史的背景もあるんですね。
また家の中で英語以外の言語が話されている家庭の割合が26.6%と高いです。アメリカ以外の国で生まれた人も17%と全米平均より高めです。
ハワイは人口増加率も高いです。そのため家賃の高騰や職が足りない、などの問題も出ているようです。
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