アメリカのレストランで、
「NO MSG」
という表記を見たことありますか?
MSGとはグルタミン酸ナトリウム(Monosodium Glutamate)のことで、日本では味の素でよく知られているものです。和食だけでなく、中華料理やベトナム料理などで、味付けをするときによく使われるものです。みなさんも一度は食べたことのある味「味の素」。それがアメリカでは論議されているのです。
アメリカ、ボストン郊外の中華料理屋で食事をとったところ、しびれ、だるさ、顔のむくみなどが起きたことから「Chinese Restaurant Syndrome(中華料理レストラン症候群)」と名付けられ、ワンタンスープに多量に使用されていたMSGが原因ではないかと、たくさんの臨床試験が行われました。
主に空腹時に多量のMSGを摂取すると、上記であげたような症状が出るという結果に。
しかし、科学的には立証されてはいないようです。MSGと上記の症状の関係性は、科学的に認められていないのが事実。
日本では食品衛生法に基づいた試験にも合格していますし、世界保健機構からも「安全である」とのお墨つきです。
でもアメリカではChinese Restaurant Syndromeや、乳幼児へは与えないほうがいいとか、盲目になる可能性があると、アレルギーが出るとか、本当なのか嘘なのか真実はわかりませんが、色んな噂が飛び交っています。
さて、みなさんはこのMSGをどう思いますか? |