アメリカの大統領選挙のしくみを簡単におさらいしましょう!
まず、大統領選挙が行われるのは4年毎。2008年の今年は大統領選挙が行われる年です。
アメリカは2大政党の国であり、共和党(Republican)と民主党(Democrat)の各党がそれぞれ大統領候補を決めるところから始まります。この大統領候補を決める選挙のことを「予備選(Presidential Primary)」と言います。今、テレビでも盛り上がっていますよね。
予備選は各州で行われます。1月から6月にかけてそれぞれの州で選挙が行われますが、Super Tuesdayという3月の初旬の火曜日には、たくさんの州の選挙日が重なるために、予備選のヤマ場となり、大体の場合はこの日で大統領候補が事実上決まるとされています。
最近では自分の州の予備選の結果を重要にするために、Super Tuesdayではなく、それよりも早い2月にしようとする州が増えてきました。それをMini Super Tuesdayといったりしています。今年は2月に予備選が集中しているので、こっちのほうが本物のSuper Tuesday、いや今年はメガチューズデイと呼ばれて注目されています!
なんで平日の火曜なのかって?昔アメリカは日曜は安息日(キリスト教が多いアメリカでは日曜は教会に通う日)なので選挙はしませんでした。そして昔は遠い選挙会場まで行くのに時間がかかっていたので、月曜に出発、そして火曜に到着、となっていました。だから、そのまま今でも火曜が選挙日となっている、、、らしい。
資金繰りがものを言うので、候補者は死に物狂いで資金集めに周ります。毎年、誰がどれだけ資金を集めたか、というのも発表されます。また、有名人や芸能人も自分は誰を応援するかを公にし、候補者の票集めにも大きく関わってきます。 |